アベプラ反応まとめ : 【バッハ会長】広島県民団体『被爆者への冒涜。世界の核兵器廃絶運動にとって百害あって一利なし』バッハ会長広島訪問に抗議【佐々木俊尚】【田端信太郎】

結論

そもそもは緊急事態宣言を出したのが間違い。広島に行くことについては、反オリンピックの団体が騒いでいるだけで、正直きしょい。もし行くなら同行は極小規模で、報道陣は控えてほしい。ただ、広島行くなら福島の原発に訪れてほしい。

内容

16日に広島を訪問することが決まったバッハ会長。すでに2回のワクチン接種、さらに来日も三日間の隔離は終えています。ところが、この広島訪問に対してTwitter で「え？コロナ渦のに何で行くの？」「自粛したほうが良くない？」「ワクチンしたらいいと思ってるの？」と、疑問の声が上がっているのです。

現地の原爆被害者団体は、「真に平和を望むなら、オリンピックもコロナも関係ない時に訪れてほしい」とコメント。また、大会の中止を求める県民団体も、「コロナ渦でのオリンピック開催強行正当化するためにバッハ会長が核のない平和な世界のイメージを利用することは被爆者に対する冒涜でありこのような所業は世界の核兵器廃絶運動にとって百害あって一利なしです」と、県と市へ抗議の申し入れ書を提出。

こうして反対の声を横目に、橋本会長は、「オリンピックパラリンピックの根本原則はやはり平和でありますので国内外に平和を伝えていただければありがたいなという風に私は思っております」と、平和の尊さを訴えてほしいと訪問を援護。さらに広島市長も歓迎の意を表しています。コロナ渦での広島訪問は、世界に向けた平和のメッセージになるのか。

佐々木俊尚：
ワクチン２回接種してて、バッハ会長が広島でなんかステージ立ってやるってわけでもないわけですよね。そう考えると、そんなに大騒ぎするような話なのかってのは基本的に思いますね。別にIOCの会長が行くんだから行けばいいじゃんと言う程度で、バッハ会長を応援も何もしてないけど、異様に何でもいいから五輪についてのことはすべて反対したいというところに熱量を感じてその方が引いちゃいますね。
対外的にどう見えるか考えたほうがいいですよね。IOCの会長が日本に来て広島の平和公園に行きます。それを日本人が総じて反対しているというのはいったいどういうことなんだってもう少し冷静に考えたほうがいいですよ。

田端信太郎：
日本人以外の人は広島と東京の距離感わからないですよ。行ったらついでに行くっていってるのに、なんで邪魔するのって世界の人は思いますよ。バッハさんを拡声器として被爆団体の方々は利用すればいいんですよ。そもそもバッハ会長が間違えているというより、緊急事態宣言を出した政府が間違えてる。

佐々木俊尚：
オリンピックなんて商用五輪で、もともと国のプロパガンダだったのは戦前からもそうだったんだけど、ただ、平和の祭典という建前はあるわけですよ。それを僕らは大事にしなければならない。これは完全に商業のものだ、プロパガンダだって言ったらあまりにも切なすぎるし、一生懸命頑張っているアスリートに申し訳ないじゃないですか。だったら平和の祭典という建前は堅持して、ボロボロになってても守る。広島、長崎に行くんだったら、見てください、そして全世界へ発信してくださいっていえばいい。何が悪いのか全く分からない。

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